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これからも「しかしMPがたりない」をよろしくお願いします。

※この記事は団長の検閲により一部削除されました。

2015年05月30日
 ご無沙汰しております。ホルンのもなと申します。
 5/16(土)に千葉県を本拠地として活動されているゲーム音楽専門の吹奏楽団Game Addict's Music Ensemble(通称GAMEバンド)さんの演奏会を聴きに行って参りました。本日はその感想を。
 
 ※前段が長いのでてっとり早く読みたい人は今すぐ「続きを読む」をクリックしてね!

 なにぶん、私自身はえむぴ岩手支部長なので、千葉まで演奏会を聴きに行くというのは正直なかなか大変なところが無いと言えば嘘になります。それでもこの演奏会はなんとしても聴きに行きたかった。今回のGAMEバンドさんの演目の中に「GAMEバンドサスペンス劇場 犯人はヤス」というものがございまして、なんとしてもこれを見に、聴きに行きたかった。これは衝動であり、ある種の責務であり、あるいは運命とも言うべきものを感じておりました。


 ――遡ること約4ヶ月。えむぴの第5回演奏会「MPのない音楽会Ⅴ~犯人はヤス~」が開催されたことは、この記事をご覧の皆様でしたらご存知のことと思います。まさか、よもや、天地がひっくりかえっても、こんなふざけたタイトルを採用する吹奏楽団が同じ地上に二つと存在することは無いだろう!!と確信していたのに……いたのに……。

 両団体ともに今回が「第5回演奏会」、「あのシリーズの曲」と「このシリーズの曲」を演奏予定、そして「犯人はヤス」。これを好機到来とばかりにGAMEバンドさんからコラボのご提案があり、宣伝用の素敵なビラが出来上がったわけです(2枚が対になる素敵デザインです、とてもすきです)。
 おかげ様で無事にえむぴの演奏会が完売御礼と相成りました今、もう一つの「犯人はヤス」をこの目で確かめないでいられましょうか。
 残業代を対価に新幹線の切符を入手し、高鳴る思いではやぶさに乗って、関東へ向かったのでございます。気付けば公演から約半月が経過、記憶に曖昧な箇所もありますが、心に焼き付いた衝撃を私の出来る限りでここへ書き綴りたいと思います。ぺろし氏にハードルを上げられてしまったので内心おっかなびっくりです。
 ※ここからやっと本編だよ!長いよ!ネタバレ注意!
 
 まず会場が綺麗で立派なホール。室内ロビーで、先に来ていた団員や車移動組と合流して談笑しながら開場を待つことができました(真冬の仙台で外にお並びいただくこととなった皆様本当にごめんなさい)。スタッフさんが回していたカメラに向かって「しかしMPがたりないのことをどうぞよろしく!」と厚かましく主張していたのは私です。その節は大変申し訳ありませんでした。今後ともどうぞご贔屓に。

 開演前コンサートはロビーでリコーダー四重奏、その後ステージ上でホルン六重奏でした。
 前者は可愛らしい音色に癒されつつ、お姉さんがしゅっとした足首に鈴を付け、床を蹴って鳴らしながら吹いていたのが印象的でした。
 後者はホルンがずらりと六本並んで(この時点で興奮しました)華やかな演奏。曲はポケモンのメドレーだったように認識していますが、全曲はわからなかったので間違ってるかも。ホルンはなんでもできるなあ(などと不用意な発言をするととんでもない楽譜がやってくるから気を付けないと)。

 第一部は奏者の皆様もビシッと黒の装いで、がっつり聴きごたえのある演奏を3曲。恥ずかしながら、どれも原作未プレイの私でしたが、なあんとなくゲームの雰囲気がじわじわ伝わってくる感じ。大変楽しませていただきました。神々のトライフォースメドレーはえむぴのメドレーとも重なる曲が多く、ついつい「GAMEバンドだとこうなるのか!」という観点で聴いてしまいましたが、編成の違い、選曲の違いに団の色が出て、そういうとこにも面白味がありますね。

 休憩を挟み、続いては第二部前半。第二部前半?
 私のなかではこれまで、休憩≒次の部との区切り、という認識が強かったのですが、今回のGAMEバンドさんはここから終演までがひとつの世界観でざっくり括られているので、なるほど第二部・第三部ではなく、大きな第二部(の前半・後半)として作られていたんでしょうね。
 ここで先程までの、かっちり決め込んたクールな皆様は姿を消し、ステージの上には色鮮やかな衣装に身を包んだコスプレ集団が降臨。こ……これが噂に名高いGAMEバンドの猛者たち……!!ラインナップは様々で、リンク、マリオ、金剛四姉妹、マインクラフト……まいんくらふと……??

 はてさて、曲目になぞらえたクエストをこなしていく第二部。カッコイイ先輩ハンターが登場しスカアレンジのメドレー!あっこの人たちコスプレしてて絵面がちょっとシュールだけどやっぱりクールな奏者の皆様だ!かっこいい!
 ホールがさながらライブ会場と化したところで、次のクエストはレースでの優勝。マリオ、ソニック、チョコボとそうそうたる顔ぶれで、軽快なメドレーをバックにステージの上(と裏)を駆け回るわけですが、チョロQがいちいち後ろに下がってから加速するのが気になってしまって正直そこばかり見ていました。

 やがてクエストはサスペンス劇場「犯人はヤス」へ突入。
 なにこれずるいたのしいくやしい本当にありがとうございます!ありがとうございます!
 まず題材となったゲームをすべて華麗に活かしていらっしゃる。どのゲームファンにも美味しい絶妙なバランスだったのではないかしら。
 それに各キャラクタ―の再現率の高さったら!ひとつひとつのモーション、相当研究されたのではないでしょうか。動きもさることながら台詞も、原作の台詞を引用するのと、「原作にはないけどこのキャラがいかにも言いそうな台詞」を書くのとではまた違うと思うわけですけれども、後者がまた一層彼らをキャラクターそのものたらしめていた、そこへ生き生きと存在させていたように感じます。
 各ゲームの細かいネタがふんだんにトッピングされているのもファンには涎モノでした。
 肝心のストーリーも、アリバイ考証、証言の矛盾、逆転の発想……な、なんだこれは、ちゃんとサスペンスしているじゃないか!! あ、あれ? 私もそういえばこういうことがやりたかったような(でもヤス大会のインパクトのままにノリで押し切ったような)気がする……。
 そして曲との合わせ方。叫び出したい気持ちを堪えて座席で一人もんどりうっておりました。熱い!あまりにも!熱い展開!きっちり原作の使いどころを再現されていて本当になんと表現すればよいのか。興奮のあまり血管がかっぴらいて脳味噌を血がぐるんぐるんしている感覚でした。

 ただ、致し方無いとは思うのですが、やっぱり演奏と台詞の音量バランスは難しいんだろうなあというのは感じました。というかそもそも、演奏会(のはず)なのに、台詞のためにぐっと音量を抑える(しかもサスペンス劇場の間ほぼずっと)って、相当な選択だったのではないでしょうか。ほんの局所的な使用なら兎も角、えむぴではまずちょっと考えられない選択だと思います。
 聴衆としてはボイスアクターの皆様の演技を堪能したい一方、せっかくの演奏に酔いしれたい気持ちもあり、うーん贅沢な悩み!ここらへんは好みの問題だと思います。


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 演奏会はここで15分間の休憩を挟みます。正直そろそろ息切れしてきたので残りはさらっと書きます。

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 ヒーローショー!!あの変身シーン皆様ご覧になりました?こう、くるっと!くるっとレッドさんが後ろへ隠れ、アルカイザーさんが華麗に登場!その鮮やかなこと!(一瞬、舞台上での生着替えかと思ってすごくびっくりしましたがそんなことはありませんでした。)あと、必殺技のシーンでフェニックスが三人の黒子さんによって、飛んでいくのが、かっこいい!いちいち黒子さんたちの仕事が光っていて眩しく映りました。ミスディレクションオーバーフロー!
 始めはただ何も考えずにアルカイザーのかっこよさを見つめて楽しいだけのところから始まったのに、どんどん引き込まれて戦いの終わりには何か大切なものがじんわりと心に残る……ヒーローの生き様がぎゅっと凝縮された時間でした。
 このためにアクション教室へ通われたというのですから気合の入れ方に震えますね。(やはり対抗策としては最早ワイヤーアクションしか……。)

 長き戦いの旅を終え、ここでやっと!いいですか皆様、ここでやっと演奏会全体のモチーフとなっているゲームの組曲二章、三章に辿り着くのです。なんじゃこのボリュームは。メインディッシュがいくつ出てくれば気が済むんでしょう。それなのにほとんど長さを感じさせない(あらかじめ長時間ですよとアナウンスがあったことも一因かと思いますが)不思議。これだけご馳走ばかりを食べても、さほど胃もたれしていなくて、えっあっもう最後の曲?という感じでした。
 実際全然最後じゃなかったですね。そこからメドレー2曲重ねてくるってなんだ。終わる終わる詐欺か。その二曲も、これをど真ん中にズドンと据えて演奏会作ることだって出来たボリュームだと思うんですが、それをここへ持ってくるのかと。
 演奏会2~3回分くらいのものが詰め込まれていて、なんかもう、なんか、あの、ほんとすごいと思いました。そろそろ思い出し疲れてきたので筆を置いて団長へ検閲を依頼しようと思います。

 そうそう、ステマネや照明が団内の方ではなかったと、終演後にお聞きして衝撃が走りました。ちょこっと頼んでこなせる量ではないですよね、どれほど密に打ち合わせをされていたのかしら。スタッフって札を付けていた方はどれくらいが団員さんだったのかも気になる……。

***

 話の落ち着けようが無くなってしまったので潔く宣伝で締めたいと思います。
 仙台市で開催される「とっておきの音楽祭」にえむぴが出演いたします。6月7日(日)15:20~15:45に元鍛冶丁公園にてお会い致しましょう。
 ホルンのもなでした。
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